黒瀬邸

庭作りに際して重要なのは、排水の問題である。造園の一番初めに行う仕事となる。
コンクリートの擁壁に囲まれ排水溝の無いこの敷地では、水はけを考えて中央に穴を掘り、
水の吸い込みを作り、コルゲート管で暗渠排水を設けている。そして、上にミカモ石の
ゴロタを敷きつめた雑木主体の庭。2階のリビングからもアオダモの木の枝がのぞめる。