神社の本殿の後に控える鎮守の杜には、樹齢数百年の大木も点々と存在する。 聖域を感じさせる静寂としたその空間には、厚い穂先と青竹の押し縁の垣根が 一層の静けさを呼び起こす。この穂垣には、森の足元をかくし、庭の空間全体を ひきしめる役割をしている。