安養寺客殿と墓地との境界には瓦土塀を設けている。土塀元来の素朴な質感と味わいを活かしつつ建築との調和を考慮しややシャープな土塀に仕上げた。各所の仕切りに用いている石積は作者オリジナルの「蛇籠積(じゃがごづみ)」である。